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広告手帖

フィンエアー/フィンランド航空広告事例

大胆かつ斬新な、連動する小枠の積み重ねで、着実な浸透を図る

2010年春、フィンエアーは念願の成田デイリー、中部(名古屋)6便、関空デイリー、あわせて日本から週20便での運航を実現いたしました。これを機に、日本ではまだまだ知られていないフィンエアーの速さと理由を多くの人に知っていただくため、俳優の役所広司氏を起用、「Mr.ヨーロッパ『フィンエアー、実は欧州へ最短最速』キャンペーン」を開始。メインターゲットであるビジネスマンにフィンエアーの魅力を確実に定着させる施策の一つとして、雑報マルチ広告を展開することを決定いたしました。

日本経済新聞企業面を使った広告の狙いは、業務渡航での利用者に対しての着実な認知形成です。短期集中型のキャンペーンではなく、継続的にコツコツとアプローチを積み重ねることで、確実な浸透を図りました。単なる雑報広告ではなく、雑報マルチという手法を採用。その理由は三つ、ございます。

第一に、視認性の最大化です。単なる雑報広告では紙面に埋もれてしまうこともあります。しかしながら3枠の雑報を大胆に連動させ、右端から左端まで航空機を飛ばすというビジュアルにすることで、記事の中で埋没することもありませんし、印象にも残りやすい。

第二に、3枠使えば、3つのメッセージを同時に複合的に伝えられるということです。通常の記事下広告は、一つのメッセージを強いインパクトで伝えるのには向いていますが、複数の情報を伝えるのは難しい。それが3枠に分かれていることで、「成田・中部・関空、いずれの空港からもほぼ毎日利用が可能であること」「フィンエアーのハブ空港、ヘルシンキ・ヴァンターの地理的条件が速さの鍵であること」「ヨーロッパ主要33都市に日本から最短最速であること」という、3つの異なるメッセージを、同時に、かつ効果的な形で伝えることが可能です。

最後に三つめの理由ですが、3コマ漫画のように流れを持って読んでいただくことで、速さを実感してもらいやすいということです。右枠から「日本を11:00に出発」⇒「ヘルシンキで乗り継いで」⇒「ベルリンに最短最速、18:10到着」と自然な流れで目に入ってきますので、具体的なイメージを脳裏に描きやすいのではないかと考えております。

おかげさまで様々なところから反響を頂戴しており、狙い通りの効果を発揮していると実感しています。

(東京支店 マーケティング担当 高泉光男)

[ 7月15日掲載 ]

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