脱炭素の「今」と「これから」を伝える NIKKEI SDGs Forest Portal

森林で実現する
脱炭素社会について

脱炭素への取り組みの中で、森林の CO2 吸収力を生かしていくことは大きな課題の一つとなります。

さらには森林由来の木材資源の利活用によって CO2 の吸収・固定につなげていくことが社会の要請として求められています。
また森林の活用には山林の測定など多くの産業分野が関わっていることも重要な要素となります。
有識者会議の開催や森林シンポジウムの開催を通じて、
森林についての議論を深めていきます。

森林にビジネスとして関わりを持つことの意義を訴え、
森林ビジネスの注目度をあげ、関わる企業を増やすことを目指します。
特にCO2排出権のクレジット化など市場メカニズムを取り入れる手段などステークホルダーを広げる議論を深めます。

日本経済新聞社では、脱炭素への取り組みについての情報発信を強化しており、
この森林プロジェクトもその中核の一つとして位置付けています。

イベント情報

日経SDGsフォーラム
特別シンポジウム

社会課題解決切り札となる森林

~脱炭素と生物多様性保全の両立に向けて~

リアル&オンライン ハイブリットで開催
日本橋から発信

脱炭素、生物多様性保全、水源涵養など70兆円を超える生態系サービスを生み出している森林。
国土の7割を森が占める日本で、この自然資本の価値を考え、より多くの企業が関係できることを
目指して、7月と10月に有識者会議を実施いたしました。
その議論を踏まえ、各分野の企業が連携して新しいステークホルダーとなり、森林と関わっていくヒントが見つかるシンポジウムを開催します。

開催日程
2024/12/ 3(火)10:00~15:40予定
開催形式
ハイブリッド開催
(会場聴講+オンライン聴講)
◇会場聴講申込期限11/29(金)17:00まで
◇オンライン聴講申込期限12/3(火)15:40まで
参加費
無料(事前登録制)
会場
日本橋ホール(東京都中央区日本橋二丁目5番1号 日本橋高島屋三井ビルディング9階)

プログラム

午前の部

10:00

10:30

基調講演

久保田 康裕 氏 /シンク・ネイチャー 代表取締役CEO
琉球大学 理学部 教授

10:30

11:00

企業講演 ①

池田 明 氏 / 三井ホーム
代表取締役社長

11:00

11:30

企業講演 ②

橋本 純 氏 /清水建設 環境経営推進室
グリーンインフラ推進部 部長

11:30

12:00

講演

小野 なぎさ 氏 /森と未来 代表理事

午後の部

13:00

14:15

パネルディスカッション ①

森林資源の現状と木材サプライチェーン
~データ分析活用による今後の展望~

パネリスト:

  • 加藤 正人 氏 /
    信州大学 農学部 特任教授

  • 堀川 智子 氏 /
    中国木材 取締役 会長

モデレーター:

  • 小原 隆 氏 /
    日経BP 総合研究所 社会インフララボ 上席研究員

14:25

15:40

パネルディスカッション ②

未来につなぐ森づくり、企業ができること

パネリスト:

  • 小坂 善太郎 氏 /
    林野庁 次長

  • 速水 亨 氏 /
    速水林業 代表

  • 水谷 伸吉 氏 /
    more trees 事務局長

コーディネーター:

  • 長野 麻子 氏 /
    モリアゲ 代表

プログラムは事前の予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

協賛

  • shimiz
  • 三井物産株式会社

特別協力

  • いのちをつなぐ SARAYA

数値で森林の価値創出

日本経済新聞社が有識者を招き、森林と企業の共創について考える会議「社会課題解決の切り札となる森林」。
その第1回会合が2024年7月19日、東京都内で開催された。森林を舞台に生物多様性保全を促進する鍵として、データによる効果の「見える化」技術の活用が議論された。

森林の新たな価値 産官学で関わり、創る

脱炭素、生物多様性保全、水源涵養(かんよう)など多様な生態系サービスを生み出している森林。この自然資本により多くの企業が関係することを目指し、日本経済新聞社は2023年7月と10月に有識者会議を実施してきた。
同年12月5日に開催された「日経SDGsフォーラム特別シンポジウム 森林、木材の利活用で実現する脱炭素社会2023」では、その議論を踏まえ、企業が森林と関わっていくヒントが数多く示された。

企業と森林 共創急務に
脱炭素・生態系の両立追求を

日本経済新聞社が有識者を招き、森林と企業の共創について考える「森林、木材の利活用で実現する脱炭素社会2023」。その第2回会合が、10月4日に東京都内にて開催された。今回、議題となったのは脱炭素と生態系保全を両立する取り組みだ。国内外の目標や企業の先進事例に関する議論から、企業が今、森林との「共創」を探る必要があることが浮かび上がった。

森林と企業 脱炭素へ共創

日本経済新聞社は有識者を招いて森林と企業の共創を考える「森林、木材の利活用で実現する脱炭素社会 2023」をスタートさせた。
7 月18 日に都内で第1 回会合を開催、ステークホルダー拡大を急ぎ、具体策 や事例を研究、実践を進めていくことで一致した。

岡山県の豊かな森林を次世代へ 
~地方自治体の取組み

日本は国土の約7割が森林を占める世界有数の森林大国です。47都道府県はそれぞれ所在する森林及び
林業に関する施策をもって、森林の適正な管理と、林業や木材産業の成長発展に努めています。
その一つとして、岡山県の森林・林業の取組みについてご紹介頂きました。

グローバルベースでの
森林保全を通じて
地球規模の課題解決に挑む
--- 国際NGOコンサベーションインターナショナルの今

国内外で森林保全に意欲的に取組む国際NGOコンサベーションインターナショナル(CI)。日本を拠点にテクニカル・ディレクターとしてグローバルに活動されている浦口あやさんに、森林の保護や管理に関する国内外の動き、CIが手掛ける実事例などについてお話を伺った。

森林起点に付加価値
整備と活用で脱炭素

国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けた企業の取り組みを支援するプロジェクト、日経SDGsフォーラム。その特別シンポジウム「森林、木材の利活用で実現する脱炭素社会」が2022年12月7日、日本橋三井ホールおよびオンラインでのハイブリッド開催にて実施された。森林や木材の利活用について先進的な取り組みを行っている官民の団体が集結。脱炭素社会に向けた森林、木材利活用に関する報告が行われ、取り組みの重要性について議論を深めた。

スマート林業確立へ
DXで生産性向上

5月9日、日経SDGsフォーラム特別シンポジウム「森林、木材の利活用で実現する脱炭素社会」(会場は東京・千代田区の日本橋三井ホール)がリアル&オンラインのハイブリッド形式で開催された。昨年、政府が打ち出した2050年温暖化ガス排出量実質ゼロ宣言以降、脱炭素への流れが加速する中、社会的共通資本としての森林の役割が改めて注目されている。森林と木材の利活用について、産官学の代表者が議論を深めた。

担い手確保 日本の課題

世界的に脱炭素の流れが加速する中、注目を集めているのが森林に関連する取り組みだ。森林は、CO2の吸収などの地球環境保全機能だけでなく、生物多様性保全、快適環境形成、保健・レクリエーションなど多面的な機能を持つ。その森林をいかにサステナブルに利活用していくのか。世界と日本それぞれの現状について、国内外で植林活動を手掛けるmore treesの水谷伸吉・事務局長の解説を交えながら探ってみた。

一般社団法人more trees
事務局長
水谷 伸吉 氏

協賛企業一覧

コンテンツ協力